我が国では現在、IT分野における人材、とりわけ高度な専門性を有するソフトウェア技術者等の不足が大きな課題となっている。このような重要分野における人材の脆弱性は、我が国の国際競争力に関わる深刻な問題であり、学界、産業界の双方から、早急に効果的な人材育成・強化システムを構築する必要性が指摘されています。
これを受け、文部科学省においては、平成18年度から新規事業として、大学院を対象とした、ソフトウェアの研究開発現場で直ちに求められる専門的なスキルを有することはもとより、長期的な社会情勢の変化とそれに対するITの変容等に応じたソフトウェア開発に先見性をもって柔軟に対処し、企業等で先導的役割を担い得る実力を備えた「先導的ITスペシャリスト」の育成を行う拠点形成を支援・推進するため、「先導的ITスペシャリスト育成推進プログラム」を実施します。
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有機的な産学連携体制の構築
全国にソフトウェア分野の高度IT人材を育成するための6つの教育拠点が形成
・連携大学も含め、28大学が本プログラムに参画
・延べ76企業・団体が本プログラムに参画(実務家教員の派遣やインターンシップの受入等の協力を実施)
(連携企業例)NTTデータ、日立製作所、日本IBM、日本電気、新日鐵ソリューションズ、デンソー、東芝、トヨタ自動車、日本電信電話、マイクロソフト など
高度IT人材の育成
6つの教育拠点において、平成20年度に216人、平成21年度に198人の学生が修了
(学生の就職企業例)日立製作所、NTTデータ、新日鐵ソリューションズ、野村総合研究所、富士通、日本IBM、KDDI、日本電信電話、デンソーなど
実践的な教育プログラムの構築
各大学の修士課程において10~20単位程度の実践的な産学連携科目が構築
・実務家教員の参画により実現した、最先端技術を扱う専門講義体系
・チームを構成して企業の実問題を扱う「PBL(プロジェクト・ベースド・ラーニング)」科目
・企業におけるプロジェクトの一員として実務体験を行う、比較的長期のインターンシップなど
教材の開発
各教育拠点にて425の教材を開発(平成21年度末現在)
各拠点にて開発された教材を全国に展開するためのポータルサイト「edubase
Portal」には、授業の動画とパワーポイント資料が同期されたシンクロコンテンツを中心に、指導書、スライド、教材用のプログラムなどの公開教材187点を収集・公開
edubase
Portal(※edubaseホームページへリンク)
修了者に対して産業界から高い評価
1.「文部科学省の『先導的ITスペシャリスト育成推進プログラム』では、産学連携を通じて産業界の期待する高度IT人材の一期生が本年3月に巣立った」(「新IT戦略の策定に向けて」平成21年5月12日 日本経団連)
2.修了生を受入れた企業の担当者へのアンケートにおいて、「先導的ITスペシャリスト育成推進プログラム」の修了生は、一般の新入社員と比較して多くの点で優れていると評価(「積極性・主体性」、「問題意識」、「実行力」、「プログラミング力」、「論理的思考力」、「ドキュメント作成力」等の約7割が優れていると評価)
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大学等 |
プロジェクト名称 |
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筑波大学(拠点大学) |
高度IT人材育成のための実践的ソフトウェア開発専修プログラム |
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東京大学(拠点大学) |
情報理工実践プログラム |
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名古屋大学(拠点大学) |
OJLによる最先端技術適応能力を持つIT人材育成拠点の形成 |
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大阪大学(拠点大学) |
高度なソフトウェア技術者育成と実プロジェクト教材開発を実現する融合連携専攻の形成 |
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九州大学(拠点大学) |
次世代情報化社会を牽引するICTアーキテクト育成プログラム |
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慶應義塾大学(拠点大学) |
先端ITスペシャリスト育成プログラム |
※「大学等」欄の拠点大学以外は連携大学
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