大学名 | 金沢大学 |
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拠点のプログラム名称 | 発達・学習・記憶と障害の革新脳科学の創成 |
中核となる専攻等名 | 医学系研究科脳医科学専攻 |
拠点リーダー氏名 | 東田 陽博 |
《拠点形成の概要》 子供の学習、社会性、行動の障害、高齢者の記憶障害や痴呆などの脳機能障害は、現代社会が抱える深刻な問題である。金沢大学には神経細胞やシナプスの脳研究と障害児教育研究のすぐれた実績がある。本拠点では、脳を育み脳の機能障害を克服するために、大学院の横断的なフロンティア科学研究機構を組織し、3つの革新技術を駆使して、文理架橋型革新脳研究領域を創設する。具体的には(1)低分子RNA技術(RNAi)によるショウジョウバエの発達・学習・記憶関連遺伝子の包括的探索、(2)次世代遺伝子改変技術を用いた発達障害モデルマウスの作成、そしてそのマウス脳の研究による神経ネットワーク形成と可塑性の新分子機構と障害の究明、(3)非侵襲的脳機能計測技術を用いた子供の発達・学習・記憶のメカニズムの研究と学習記憶障害の解明をめざす。これら3つの異なる研究領域を跨ぐ研究教育プログラムを競争的環境と国際的な研究交流のもとに推進し、世界水準の創造的な研究者育成を図ると共に、その成果を広く社会に還元する。 ![]() |
高等教育局大学振興課
-- 登録:平成21年以前 --