資料1-7 予算執行計画の自己評価(平成23年度上半期)(案)

平成23年10月28日
予算監視・効率化チーム

1.予算執行計画の各取組の自己評価

(1)支出負担行為に関する計画の進捗把握・管理

1. 支出負担行為に関する計画の進捗把握・管理(資料1-1)

 施策を構成する主な事業及び事務経費の第2四半期までの計画の進捗率は、概ね80%以上であり、省全体としては順調に進捗している。
 ただし、第1四半期及び第2四半期の進捗率がともに50%未満の3事業については特に、早期執行に努めるよう引き続き監視を行っていくこととする。

2. 年度当初からの補助事業等の計画的な執行を促進するための目標と具体的な方法(資料1-2)

 監視対象である19の補助金等のうち3事業(第1四半期の1事業、第2四半期の2事業)について、交付決定手続きが計画より遅れているが、既に3事業ともに交付決定手続きを完了している。
 なお、今後、追加で公募及び交付決定を行う予定の1事業においては、既に計画どおり3次公募を実施(10月12日)しており、計画の遅れを取り戻している。

(2)国民の声の受付・対応、改善への取組(資料1-3)

 調査中の1件について、速やかに調査を終えるよう引き続き促していく。

(3)予算執行の効率化等に向けて職員の参画や意識の向上を図る取組

1. 会計事務研修

 職員の階層・職務経験別の研修及び全職員を対象とした特別講義について予算執行計画のとおり実施した。

2. 職員からの意見受付

 多くの意見が寄せられるよう、今取組の周知方法等の改善に向けて引き続き検討を行っていく。

(4)予算執行の情報開示の充実(資料1-4)

 いずれも計画どおりに実施している。

(5)予算執行上の重要な決定等についての事前審査

1. 補助金等の交付決定についての事前審査(資料1-5)

 上半期の審査対象である1件の補助金については、審査を委任した既存の委員会からの報告のとおり、特段の問題はない。

2. 重要な調達についての事前審査(資料1-6)

 事前審査の対象となった契約案件について、指摘事項・改善点はなかったものの、一部に現状の調達手続きに問題点はないが、将来に向けて行った方がより好ましい事項について意見をいただいたものがあり、今後、改善を図る必要がある。

2.予算執行計画の自己評価(平成23年度上半期)

 以上のことから、当省の予算監視・効率化の取組全体については、概ね順調に実施されている。ただし、支出負担行為に関する計画の進捗状況等については、東日本大震災の影響等により計画と比較して遅れが生じている事業があることから、それらについては第3四半期以降速やかに実施するよう引き続き監視していく必要があると考える。
 また、第1次補正予算及び第2次補正予算の執行状況については、交付決定等が未済の経費も見受けられることから、今後も引き続き注視していくこととする。

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大臣官房会計課財務企画班

-- 登録:平成23年11月 --