第3回 日EU教育・文化・スポーツ政策対話の開催について

2024年4月3日

 

本日、盛山正仁文部科学大臣とイリアナ・イヴァノヴァ欧州委員(イノベーション・研究・文化・教育・青少年担当)は東京において、日本と欧州連合(EU)の間の教育・文化・スポーツ分野に関する第3回政策対話を開催しました。
本政策対話を通じて、教育・文化・スポーツ分野について、日EU双方の政策の理解を深め合い、国際協力を一層推進することの重要性を確認しました。また、本政策対話の枠組みを活用し、対話を継続することを確認しました。


1 本政策対話には、日本側から盛山正仁文部科学大臣、藤原章夫文部科学事務次官、EU側からイリアナ・イヴァノヴァ欧州委員(イノベーション・研究・文化・教育・青少年担当)、ピア・アーレンキンデ=ハンセン教育・青少年・スポーツ・文化総局長をはじめとする関係者が出席しました。
 
2 今回の政策対話では、教育・文化・スポーツ分野における日EU双方の政策や取組みについて情報共有し、日EU間の関係強化や双方の政策の充実に向けた意見交換を行いました。
 教育分野については、初等中等教育段階におけるデジタル教育として、教育DX、学校教育における生成AIの活用、女子生徒のSTEM分野への参画促進、高等教育段階における大学間連携及び人的交流の拡大について議論を行いました。また、文化・スポーツ分野については、文化遺産におけるデジタル活用、若い世代のスポーツ参加促進等について議論を行いました。
 
3 盛山大臣は、我が国にとって、EUは、自由、民主主義、人権、法の支配、市場経済といった基本的価値及び原則に基づき、共に行動する戦略的パートナーであり、地域を越えて連係することが一層重要になっていること、今回の政策対話は対面にて議論できることとなり、日EU間の相互理解を一層深めることができると確信していると述べました。
 
4 イヴァノヴァ欧州委員は、それぞれの取組みやビジョンについて意見交換することで、我々は、互いに学び、双方の政策立案を充実させ、すでに緊密な関係にある日EU関係をさらに強固なものとしたと述べました。また、今後ますますデジタル化が進む未来に向けて、EUと日本は困難に直面しながらも知識を共有し、人々の移動と交流を促進し、永続的かつ効果的な教育、スポーツ及び文化の基盤を構築する努力を続けていきたいと述べました。
 
5 次回の政策対話は、日本で開催される予定です。


第3回 日EU教育・文化・スポーツ政策対話第3回 日EU教育・文化・スポーツ政策対話

第3回 日EU教育・文化・スポーツ政策対話

第3回 日EU教育・文化・スポーツ政策対話

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大臣官房国際課

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