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農学知的支援ネットワーク形成による国際教育協力強化・推進のためのモデル構築

活動テーマ

農学知的支援ネットワーク形成による国際教育協力強化・推進のためのモデル構築

実施機関名

名古屋大学

1 概要

 途上国に焦点を当てた国際教育/研究協力の効果的推進のためには、大学等が有する知的資源を組織的かつ継続的に活用し、途上国のニーズに的確に応える必要がある。そのためには、大学を中心とした我が国の専門組織が幅広い知的支援ネットワークを形成・活性化し、個々の機関/個人が有する知見の範囲に限定されることなく、多機関の有する専門的、網羅的かつ高質な「知と経験」の十全な提供を可能とするシステムの構築が喫緊の課題となっている。今般農林畜水産分野の大学/研究機関等からなる知的支援ネットワークを構築し、名古屋大学農学国際教育協力研究センター(ICCAE)はその拠点(事務局)機能を果たし、ネットワークを活用したリソースとニーズの把握やプロジェクトの形成・事業予算獲得・効果的な事業実施などをリードしていく体制を確立する。これを持って、我が国の農学分野の国際協力を質量ともに向上させ、一方で他教育分野のモデルとして多方面での適用の機会を提供せんとするものである。

2 目標

 国内の農林畜水産分野の大学また国際農業研究機関や国際協力機関に呼びかけ、事業体としての知的支援ネットワークの制度設計、事務局運用経費の獲得手段、共同提案プロジェクトの構想等を議論するオープンフォーラムを10月に名古屋大学で開催する。その結果を踏まえ、具体的な組織・制度設計やプロジェクトの形成等の活動を開始する。また、国内のより広範な援助リソースの調査と海外のニーズ調査をインタラクティブWebシステムの活用および海外調査によって行い、データベースの作成とリソースとニーズのマッチングを行い、プロジェクト形成に役立てる。

3 体制

 名古屋大学農学国際教育協力研究センターは、昨年度の国際協力イニシアティブ事業で我が国大学等の有する援助リソース調査を実施し、キーワード選定委員会(17名)を立ち上げた。このネットワークを中心に、ICCAEが1999年4月設立以来築いてきた国内外ネットワークを活用し、10月のオープンフォーラムを開催する(呼びかけ文は発送済、30大学・機関。別添参照)。海外ニーズ調査は、活動実施者が分担し、また九州大学の協力を得て、アジア、アフリカの主要機関の訪問調査も含める。事務局に関しては国際協力機構と協議を進めており、10月から協力を得られる計画となっている。このように、本事業実施の体制は関連大学や援助実施機関等との調整も進捗しており十分な整備状況にあるといえる。

4 スケジュール(月単位で記入)

5 成果物

  • ネットワーク参加大学のリスト
  • 農学知的支援ネットワークの事務局準備室
  • 農学知的支援ネットワークの制度設計および活動内容に関する報告書
  • ネットワーク活用によるプロジェクト形成方針および留意点に関する報告書
  • 国内外の知的援助リソースおよび支援ニーズに関する報告書(冊子およびDVD)