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小学校の新たな外国語教育における補助教材(Hi, friends! Story Books)作成について(第3・4学年用)

 文部科学省では,小学校における英語教育の早期化(3・4年生)に対応した新たな英語教育実施のために必要な補助教材を開発しました。
 今後,研究開発学校等においてその効果を検証し,学習指導要領改訂後の新たな教材開発に活用する予定です。

1.目的

「英語教育の在り方に関する有識者会議」報告(平成26年9月)における提言及び,中央教育審議会特別課程部会外国語ワーキンググループ(平成28年1月12日)ならびに「外国語ワーキンググループにおける検討事項に関するこれまでの主な論点」を踏まえ,小学校第3・4学年における外国語活動の導入に向けた補助教材を開発しました。平成27年度において,新たな外国語教育の実施のため,研究開発学校等を中心に配布します。
• 研究開発学校等において,平成28年度からその効果を検証します。
• 検証結果は,中央教育審議会における次期学習指導要領の審議,及び,学習指導要領改訂後の新たな教材開発に生かします。

2.新教材のポイント

○ 教材は児童の興味関心が高い題材のもとで,児童にとって身近な場面設定をし,簡単な語句や表現を使って,自分のことや身の回りのことについて友達に質問したり質問に答えたりしながら,外国語によるコミュニケーションを体験し,コミュニケーション能力の素地育成に資するものです。
○ 小学校中学年児童の発達段階に応じた「聞くこと」「話すこと」の体験を中心とした外国語活動において活用する「絵本」及び「音声を含んだデジタル教材」を作成しました。絵本は教室用大型絵本と児童用小型絵本の2種類があります。
○ 教室用大型絵本・児童用小型絵本の内容は以下のとおりです。
第3学年 “In the Autumn Forest”
・森の中で動物たちがかくれんぼをして遊んでいる場面設定となっており,動物の特徴を手がかりに,その動物を認識するような話の展開になっています。
・動物や身体の部位,形容詞等の簡単な語彙や表現を用いて,相手のことについて尋ねたり,自分のことについて話す表現に慣れ親しんだりするとともに,日本語と英語の音声の違いに気付き,積極的に自分のことについて伝えようとすることをねらいとしています。
第4学年 “Good Morning”
・男の子が起床から就寝までの自分の一日を友達に紹介する場面設定となっています。
・挨拶や感情表現,日課や学校生活等を扱ったまとまりのある話を聞いて,児童がその概要を理解し,動作を表す簡単な語句や表現を使って,積極的に自分のことについて伝えようとすることをねらいとしています。
○ デジタル教材(DVD)には,上記絵本の読み聞かせの音声とチャンツを収録しています。英語の音声に加え,チャンツを通して英語特有のリズムに慣れ親しむこともねらいとしています。

3.中学年外国語活動導入に向けた補助教材配布スケジュール

○ 補助教材(第3・4学年用)
・「英語教育強化地域拠点事業」の研究開発学校及び,教育課程課研究開発学校(約120校)に,教室用大型絵本・児童用小型絵本・デジタル教材(DVD)を配布(平成28年4月上旬)
・都道府県・市区町村教育委員会(約1,850ヵ所)
に児童用小型絵本・デジタル教材(DVD)を配布(平成28年4月上旬)
・教育課程特例校(約2,450校)
にデジタル教材(DVD)を配布(平成28年4月上旬)
(なお文部科学省ホームページには補助教材を掲載しておりません。上記外の学校で活用を希望される場合は,所管の教育委員会にお問い合わせください。)
○ 活動事例指導案・年間指導計画(平成28年4月以降,文部科学省のホームページに順次掲載予定。)

4.今後のスケジュール

○平成28年4月以降
・補助教材(第3・4学年用)を配布
・活動事例・指導計画を文部科学省ホームページへ順次掲載
○平成28年4月末から平成28年度末まで
・「英語教育強化地域拠点事業」の研究開発学校等で活用・検証
○平成29年度以降
・次期学習指導要領に対応した教材の開発を予定(文部科学省)
○平成30年度以降
・先行実施を行う小学校に配布
※なお,平成29年度以降は,次期学習指導要領改訂後を踏まえたイメージなので,予定は変更されることがあります。

5.補助教材活用における留意点

(1) 本教材は,中学年における外国語活動で活用するために作成されたものであることに御留意ください。この教材は,「次期学習指導要領の3・4年生の年間指導計画 イメージ(案)たたき台」(平成27年12月21日教育課程部会外国語ワーキンググループ資料)に沿って作成されています。
【掲載URL】http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/058/siryo/__icsFiles/afieldfile/2015/12/25/1365545_4.pdf

(2) 研究開発学校のカリキュラムを「補助」するものであることに御留意ください。
本補助教材は,次期学習指導要領に資する先進的な取組を行う学校で活用されることを想定して作成しています。「英語教育強化地域拠点事業」の研究開発学校で補助教材を活用・検証し,その検証結果を新たな教材開発に生かしていく予定です。
○「英語教育強化地域拠点事業」の研究開発学校ならびに英語教育に関する教育特例校
補助教材を活用し,成果を検証していくことになります。
○上記以外の学校で,本教材を活用する場合
上記の「補助教材のポイント」や補助教材の性質,並びに下記「絵本活用に対する基本的な考え方」を十分踏まえた上での活用をお願いします。なお,デジタル教材については所管の教育委員会にお問い合わせください。

(3) デジタル教材を使用する際には,最初にダウンロードをしてから御活用ください。外国語活動における絵本の読み聞かせを行う際の留意点は,「Hi, friends! 2 指導編」32~35ページ及び,下記,「絵本活用に対する基本的な考え方」に記されていますので,参考にしてください。

6.活動事例指導案について(平成28年4月以降掲載予定)

本指導案は,補助教材の効果的な活用について紹介するものです。補助教材の性質を十分に踏まえた上で,児童の実態に応じて,活動の参考にしてください。

お問合せ先

初等中等教育局国際教育課外国語教育推進室

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(初等中等教育局国際教育課外国語教育推進室)

-- 登録:平成28年05月 --