平成26年度 英語教育改善のための英語力調査事業報告

 文部科学省では、全国の高等学校3年生約7万人(国公立校約480校)を対象に、英語に関する4技能(聞くこと、話すこと、読むこと、書くこと)がバランスよく育成されているかという観点から、生徒の英語力を測るとともに、英語の学習状況を把握・分析し、教育の成果と課題を検証しました。このたび、結果を取りまとめましたので、公表いたします。

平成26年度 英語教育改善のための英語力調査事業報告

<調査の目的・対象>
○全国の高等学校3年生約7万人(国公立校約480校)を対象に、英語に関する4技能(聞くこと、話すこと、読むこと、書くこと)がバランスよく育成されているかという観点から、生徒の英語力を測るとともに、英語の学習状況を把握・分析。(ただし、「話すこと」は1校あたり1クラスを対象)
○調査結果を学校での指導や生徒の学習状況の改善・充実のために活用。
○試験実施時期:平成26年6~9月

<調査の内容>
○質問紙調査
・受験した生徒に対し、英語学習に関する関心・意欲や学習状況
・調査実施校の英語担当教員に対し、指導や研修の参加状況
・調査実施校に対し、指導計画の作成や研修の実施状況
 などについて質問紙調査を実施。
※筆記テストの試験監督及びスピーキングテストの試験官は、調査対象校の英語担当教員などが研修(送付された研修資材を使った事前研修)を経て担当。
○ 学校の取組事例
・調査実施校のうち、調査結果において特徴があった学校の取組について調査。

<調査の特徴>
○国による全国無作為抽出で行う大規模な4技能型試験の初めてのフィージビリティ調査。
○平成26年度は旧学習指導要領(平成20年改訂)で学んだ高等学校3年生を対象とした調査。(平成27年度は現行学習指導要領で学んだ生徒の調査を実施し、経年比較を行う予定。)
○高校生の英語力を幅広く測定するため、世界基準となっているCEFR(Common European Framework of Reference:ヨーロッパ言語共通参照枠)のA1からB2までのレベルを測定できるように設計。

お問合せ先

初等中等教育局 国際教育課

外国語教育推進室

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(初等中等教育局 国際教育課)

-- 登録:平成27年05月 --