2022年G20教育大臣会合(結果)


 9月1日、教育分野の国際協働等に関する議論を行うため、G20教育大臣会合が、インドネシアを議長として対面とオンラインのハイブリッド型で開催され、永岡大臣がビデオメッセージを送る形式で参加しました。

 会合では、冒頭にマカリムインドネシア教育・文化大臣から開会の辞が述べられた後、RECOVER TOGETHER, RECOVER STRONGER, THROUGH EDUCATIONを全体テーマに、(1)誰もが享受できる質の高い教育、(2)教育におけるデジタル技術、(3)連携とパートナーシップ、(4)仕事の未来について、各国出席者から各国の取組等が発表され、知見を共有しました。また、多くの国から、ロシアによるウクライナ侵略とそれによる教育への影響について懸念が示されました。

 永岡大臣からは、冒頭、ロシアによるウクライナ侵略を強く非難しました。その上で、岸田内閣の掲げる「新しい資本主義」の実現と、その中核としての「人への投資」の重要性について述べました。また、我が国の取組として、幼児教育の無償化や家庭の所得に応じた高等学校の実質的な無償化、高等教育における新たな修学支援制度の創設、GIGAスクール構想を踏まえた1人1台端末の活用等について紹介しました。

 文部科学省としては、引き続き、教育分野におけるG20関係国・機関との連携・協力を進めてまいります。

教育大臣会合の様子1

教育大臣会合の様子2
 

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大臣官房国際課企画調査係

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