G20教育大臣会合及びG20教育大臣・労働雇用大臣合同会合の開催について(結果)

 2018年9月5日~6日、林文部科学大臣はアルゼンチン・メンドーサで開催されたG20教育大臣会合及びG20教育大臣・労働雇用大臣合同会合に出席しました。これらの大臣会合においては、教育大臣宣言及び教育大臣・労働雇用大臣合同宣言がそれぞれ採択されました。

  G20教育大臣会合及びG20教育大臣・労働雇用大臣合同会合は、G20の枠組みにおいて初めて行われたものであり、本年度の議長国であるアルゼンチンのほか、G20各国の教育大臣及び労働雇用大臣、またUNESCOやOECDをはじめとした多くの国際機関が出席しました。我が国からは林芳正文部科学大臣及び牧原秀樹厚生労働副大臣が出席しました。

 教育大臣会合では、急速な技術革新の進展など教育を取り巻く環境が大きく変化する中で、G20各国は改めて教育の役割の重要性を認識し、新たな時代に対応したカリキュラムや教員の資質向上、教育分野における国際協働等について議論が行われました。

 林文部科学大臣からは、現在我が国が取り組む教育改革の取組を紹介するとともに、G20各国が共通して直面する教育課題の解決に向けて、各国の優良事例の共有や国際的な教育対話の重要性を強調しました。

 教育大臣・労働雇用大臣合同会合では、教育と雇用との接続の重要性や、教育と雇用に関わる多様な関係者が一体となって課題解決に取り組むことの重要性が認識されました。

 これらの大臣会合においては、「教育大臣宣言」及び「教育大臣・労働雇用大臣合同宣言」がそれぞれ採択され、この成果を今年度のG20首脳会談に提出することとされました。

 また、会合期間中、林文部科学大臣は、アルゼンチン、チリ、インド、オランダ、シンガポールの教育大臣等と、それぞれ会談を行いました。

大臣宣言

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大臣官房国際課企画調査係

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