施策目標（6）社会教育における環境教育の推進

生涯学習政策局

スポーツ・青少年局

　幅広い年代を対象として、地域における環境教育を含め様々な課題に対する学習活動の支援を図る。

　環境教育など、行政だけではなく地域やNPO等の民間が主体となって課題解決に取り組むべき重要なテーマを指定して、地域の課題解決につながる仕組みづくりのための実証的共同研究を行い、地域が課題を解決する力の強化を図った。　さらに、企業や家庭などに自然体験活動等の理解を求めていくための普及啓発や青少年を対象とした企業の社会貢献活動に関するシンポジウム、子供と自然をつなぐ「地域プラットフォーム」の形成支援等を実施した。また、国立青少年教育施設（全国28施設）において、青少年の体験活動を支援する指導者の養成を行うとともに、体験活動の機会と場の提供や民間団体が実施する青少年の体験活動への助成等を行った。　加えて、家庭教育においては、各地域で実施している環境教育に関する保護者向けプログラムをはじめとした様々な家庭教育に関する情報を文部科学省ホームページに掲載し、広く国民に情報提供を行った。

　地域が抱える様々な現代的課題について、多様な主体が連携・協働して解決を図る取組を促進することが重要。環境に関する学習や活動を含め、こうした課題解決のための取組を周知し、普及を図ることにより、さらに全国各地の取組を促すことが必要。　自然体験をする機会を拡大するため、青少年の体験活動の機会の充実と普及啓発を図る施策や民間団体が行う自然体験活動等に関する事業に対する助成、国立又は公立青少年教育施設の利用の促進に向けた施策等を、引き続き実施することが必要。　家庭において自然や環境を大事にする心を育てることが重要であり、引き続き文部科学省ホームページで情報提供を行うとともに、関係団体等における家庭教育に関する学習機会等での活用促進を図ることが必要。