施策目標（5）学校教育における環境教育の推進

初等中等教育局

大臣官房文教施設企画部

高等教育局

児童生徒が環境についての理解を深め、責任を持って環境を守るための行動がとれるようにするため学校における環境教育の一層の充実を図る。

　現行学習指導要領において環境教育に関する内容が充実されたことを踏まえ、その趣旨の実現及び環境教育に関する優れた実践の促進や普及を図る。

　平成26年度においては、環境のための地球規模の学習及び観測プログラム（GLOBE）に参加する学校の取組を引き続き支援し、環境教育に関する優れた実践を促し、その成果の全国への普及を図った。 平成26年度の基本目標の達成度合いについては、各達成目標の達成度合いから判断して、概ね順調に進捗しているといえる。

 引き続き、環境教育に関する優れた実践の促進や普及を図る。

　環境教育に関する指導内容、指導方法等に関する研修を行い、環境教育を担当する教員の指導力の向上を図る。

　　平成26年度においては、教員等をはじめとする環境教育・学習の指導者に対する環境教育のリーダー研修を環境省との連携協力により実施した。　　平成26年度の基本目標の達成度合いについては、各達成目標の達成度合いから判断して、概ね順調に進捗しているといえる。

　引き続き、教員の指導力の向上を図る。

　　環境を考慮した学校施設（エコスクール）の整備推進を図るため、パイロット・モデル事業等を実施し、環境負荷の低減や自然との共生を考慮した学校施設を整備するとともに、実物大の教材として環境教育・学習に活用する。

　公立学校施設整備事業における取組については、エコスクールの整備推進を図るため、平成26年度には80校をパイロット・モデル事業で認定したほか、新増改築時や既存施設の建物を改造する工事における環境を考慮した学校施設の整備や、太陽光発電設備等を導入する工事に対して補助を行った。

　今後も、さらにエコスクールの整備推進を図る。