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宇宙開発利用

(3)高速再突入実験機(DASH)

第四章 宇宙環境利用7.回収型無人実験衛星

1.実施に至った経緯

 DASHは高速で大気に突入するために必要な技術を確立するため、宇宙科学研究所・宇宙開発事業団の共同研究として実施された。

2.プロジェクトの目的と目標

 小型カプセルを高速で再突入させ、飛行中の空力加熱や熱防御に関する様々なデータを取得することを目的としている。

3.実施内容

 カプセルは空力安定保持の観点からお碗型に設計され、過酷な空力加熱から保護するために特殊なヒートシールドで覆われている。

  • 打上げ:2002年(平成14年)2月4日、H-ⅡAロケット2号機により種子島宇宙センターから打上げ(2002年(平成14年)2月4日に実験中止)
  • 軌道:近地点500km 遠地点35,910kmの楕円軌道(周期約134分、軌道傾斜角65°)
  • 質量:86kg

4.成果

 2002年(平成14年)2月4日に打ち上げられたが、搭載機器等の状態を精査した結果、実験機がロケット側搭載部の一部から未分離であることが判明し、実験は中止された。後に、原因は実験機内信号伝達ケーブルの誤配線(製造図面の誤り)による分離信号の不伝達と特定された。

お問合せ先

研究開発局参事官(宇宙航空政策担当)付

(研究開発局参事官(宇宙航空政策担当)付)

-- 登録:平成23年02月 --