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宇宙開発利用

(2)日本無重量総合研究所(MGLAB:Micro-Gravity LABoratory of Japan)

第四章 宇宙環境利用3.地下落下実験施設の活用

1.実施に至った経緯

 株式会社日本無重量総合研究所(MGLAB)は、科学技術庁の指導により岐阜県土岐市に、1990年(平成2年)4月に設立され、1995年(平成7年)2月からに微小重力落下実験設備が運用されていたが、「きぼう」の完成等により落下実験のニーズが減少したため、2010年6月に解散した。

2.プロジェクトの目的と目標

 宇宙空間、航空機、小型ロケット等によって微小重力環境を利用した実験を低コストでタイムリーに繰り返し利用できる地上施設の提供を目的として、地下に設置された150mの真空チューブにカプセルを落下させて微小重力落下実験を行う設備が設置された。

3.実施内容

 地下に設置された150mの真空チューブ(自由落下部は100m、落下カプセルの制動を行うため制動部が50m)に落下カプセルを落とすことで、10-5Gの微小重力を約4.5秒間作り出すことが可能であり、1回の落下実験を約60分で実施できる。宇宙空間における気液二相流界面積濃度輸送機構二群モデルに関する研究や固体物質全般を対象とした磁気回転振動の観測による磁場配向機能の一般性の検証など、微小重力環境を利用した各種の実験が行われていた。

4.成果

 物質の燃焼に関する実験を中心に、微小重力を利用した実験の成果が得られていた。

お問合せ先

研究開発局参事官(宇宙航空政策担当)付

(研究開発局参事官(宇宙航空政策担当)付)