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宇宙開発利用

(1)地下無重力実験センター(JAMIC:Japan Microgravity Center)

第四章 宇宙環境利用3.地下落下実験施設の活用

1.実施に至った経緯

 株式会社地下無重力実験センターは、産業技術の研究開発基盤整備に向けて、通商産業省の指導により、1989年(平成元年)3月1日、我が国初の本格的な地下微小重力実験施設として第三セクターとして設立された(北海道空知郡砂川町)。建設には炭鉱の跡地が利用された。

2.プロジェクトの目的と目標

 地上では創製しがたい合金や、超微粒子の生成、燃焼・溶接のメカニズム解明等高度な技術開発研究を微小重力環境下で行うため、閉山された炭鉱の縦穴を利用して真空カプセルを落下させて微小重力環境を再現する施設として設置された。

3.実施内容

 710mの縦穴を地下にむけて真空カプセルを落下させることで、約10秒にわたって10-5Gの微小重力状態を10秒間作り出すことができる設備を利用して各種実験が実施された。宇宙開発事業団(NASDA)は同施設においてフリーフライング宇宙ロボットの研究などを行ってきたが、2003年(平成15年)に閉鎖された。

4.成果

 流体に関する実験、金属やセラミックに関する材料実験など、微小重力を利用することによって可能な実験による成果が得られている。

お問合せ先

研究開発局参事官(宇宙航空政策担当)付

(研究開発局参事官(宇宙航空政策担当)付)

-- 登録:平成23年02月 --