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宇宙開発利用

3)極超音速飛行実験(HYFLEX)

第三章 日本の輸送系技術の発展6.再使用型ロケット > (1)HOPE(H-2 Orbiting Plane:H-Ⅱロケット打上げ型有翼回収機))

1.プロジェクトの経緯

 HOPE-Xプロジェクトの一環として実施された。

2.プロジェクトの目的と目標

 極超音速飛行に関する基礎データを取得し、HOPE-Xの開発に向けて基盤技術の蓄積を図ることが目的とされ、具体的な目標としては

  • 地上レーダによる追尾データ
  • 搭載慣性センサユニットによる航法・姿勢データ
  • 空力加熱推算用温度データ
  • 熱防護系評価用温度データ
  • 全機熱解析用温度データ
  • エアデータセンサ圧力データ
  • 姿勢制御スラスタ干渉圧力データ
  • 一般部圧力データ
  • 舵面ヒンジモーメントデータ
  • 機体構造歪データ
  • リフレクトメータデータ
  • バス系データ(搭載機器の機能確認用データ)
  • 機体各部の最高温度モニタデータ
  • 回収機体の材料分析データ

以上の14項目のデータを取得することが挙げられた。

3.実施内容

 試験機の製作は計画どおりに行われた。試験機の作成に関しては既存のコンポーネントを使用することが留意された。

4.成果

 1996年(平成8年)、J-Iロケットによって打ち上げられ、分離、滑空、着水というプロセスは予定どおり遂行された。しかし、着水した機体の回収に失敗したため、機体各部の最高温度モニタデータ及び回収機体の材料分析データは取得できなかった。それ以外のデータは計画どおり取得した。取得したデータや試験手法などはHOPE-Xへとフィードバックされた。

お問合せ先

研究開発局参事官(宇宙航空政策担当)付

(研究開発局参事官(宇宙航空政策担当)付)

-- 登録:平成23年02月 --