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宇宙開発利用

(5) LS-C型ロケット

第三章 日本の輸送系技術の発展2.N系ロケット

1.実施に至った経緯

 1950年代から60年代にかけて、世界的に急速な発展を遂げる宇宙開発の現状を前にした政府は1963年(昭和38年)に航空技術研究所を改編して航空宇宙技術研究所(NAL)を設け、また1964年(昭和39年)には宇宙開発推進本部を設立した。これらの機関が最初に取り組んだ課題として、誘導装置付きの液体ロケットの開発があった。

2.プロジェクトの目的と目標

 目標は、液体ロケットの開発と製作、及び打上げであった。LS-CロケットはLS-Aロケットを改良して人工衛星打上げ用Qロケットの第3段を2段目に搭載し、推力飛翔中にガスジェットによるロール制御を行ってその技術情報を得るために開発された。

3.実施内容

 LS-C型ロケットは、LS-A型ロケットと同様に第1段目には固体ロケットを搭載し、2段目に液体ロケットを使用した。また、LS-Aロケットでは液体ロケットの性能は平均推力約1t、燃焼時間約25秒であったが、LS-Cロケットではこれが平均推力約3.5t、燃焼時間約40秒に向上している。また、LS-Cロケット3号機以降では姿勢制御用ジンバルが装備された。

  • 2段式(固体・液体)
  • 全長:10.58m
  • 最大径:0.6m
  • 到達高度:80km

お問合せ先

研究開発局参事官(宇宙航空政策担当)付

(研究開発局参事官(宇宙航空政策担当)付)

-- 登録:平成23年02月 --