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宇宙開発利用

1)電離層観測衛星「うめ」(ISS)および「うめ2号」(ISS-b)

第二章 日本の人工衛星の発展7.宇宙空間・地球周辺観測衛星 > (2)NASDA

1.実施に至った経緯

 ISSは短波通信の効率的利用に必要な電波予報や警報のため、電離層観測衛星として宇宙開発事業団によって開発された。またISSの予備機として製作された「うめ2号」(ISS-b)は、ISSが打上げ後、短期間で機能停止したため改善を加えた上で打ち上げられたもの。

2.プロジェクトの目的と目標

 電離層臨界周波数・電波雑音源の世界的分布の観測、電離層上部空間のプラズマ特性・正イオン密度の測定を目的としていた。

3.実施内容

 観測センサとして、電離層観測装置(トップサイド・サウンダ)、電波雑音観測装置、プラズマ測定器、イオン質量測定器を搭載していた。

【ISS】

  • 打上げ:1976年(昭和51年)2月29日、N-Ⅰロケット2号機により種子島宇宙センターから打上げ(1976年(昭和51年)4月2日に運用停止)
  • 軌道:高度約1,000kmの円軌道(周期約105分、傾斜角約70°)
  • 質量:約139kg

【ISS-b】

  • 打上げ:1978年(昭和53年)2月16日、N-Ⅰロケット4号機により種子島宇宙センターから打上げ(1983年(昭和58年)2月23日に運用停止)
  • 軌道:高度約1,000kmの円軌道(周期約107分、傾斜角約70°)
  • 質量:約141kg

4.成果

 ISSは早期に運用不能となったが、ISS-bは約1年半のミッション終了後もデータ取得を続け、海外短波通信等に必要な電波予報の改善や超高層物理学に大きく貢献した。

お問合せ先

研究開発局参事官(宇宙航空政策担当)付

(研究開発局参事官(宇宙航空政策担当)付)

-- 登録:平成23年02月 --