ベンガル湾上の大気圏でROSAT再突入(仮訳)

最終更新時間:2011年10月25日16時29分中央ヨーロッパ夏時間(日本時間10月25日23時29分)

ベンガル湾上の大気圏でROSAT再突入(仮訳)

2011年10月23日3時50分中央ヨーロッパ夏時間(※)に、ドイツの観測衛星ROSATがベンガル湾上の大気圏で再突入しました。地上に人工衛星の破片が落ちたかは不明です。再突入の時間及び場所の特定は米国を含む国際パートナーから提供されたデータ評価によるものです。
(※訳注:日本時間では、2011年10月23日10時50分)

DLR執行委員会の ヨハン-ディートリッヒ ウォーマー委員長は、「ROSATの再突入を受けて、最も成功したドイツの宇宙科学ミッションのうちの一つが終焉を迎えた。係わってきた多くのDLR及び国内、国際パートナーの貢献は模範となるものであり、心から感謝したい。」と述べた。

ROSATについて

1990年6月1日のROentgen SATellite(ROSAT)の軌道上への打上げは、科学者に初めて撮像望遠鏡を用いたX線源の全天観測を可能とするミッションの始まりとなった。約80,000もの宇宙X線源を検知し、さらに6,000のX線源を遠紫外線領域で検知した。8年の運用期間中、24カ国、4,000人以上の科学者が観測の機会を得ることができた。ROSATにより宇宙における多くの高温、高エネルギープロセスを初めて観測することができた。

出典:ドイツ航空宇宙センター(DLR)のホームページ

DLR Portal - ROSAT - ROSAT re-entred atmosphere over Bay of Bengal(※ドイツ航空宇宙センター(DLR)のウェブサイトへリンク)
URL: http://www.dlr.de/dlr/en/desktopdefault.aspx/tabid-10081/151_read-1779/

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