番号 | 措置名 | 交付金事業名 | |||||
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1 | 企業導入・産業活性化措置 | 中性子ビームライン産業利用推進事業 | |||||
交付金事業者名又は間接交付金事業者名 | 茨城県 | ||||||
交付金事業実施場所 | 東京都江東区有明、茨城県水戸市笠原町、茨城県那珂郡東海村白方白根 | ||||||
交付金事業の概要 | 中性子産業利用促進のための広報啓発 平成20年12月に稼働を開始したJ-PARC及び2本の茨城県中性子ビーム実験装置(県BL)の概要、並びにこれまでの産業利用実績・成果を広く産業界にPRすることにより県BLの更なる利用促進を企図した成果報告会を開催。また、中性子の産業利用の有用性並びに県BLの産業界への広報ツールとしてDVD及び産業応用事例集を作成した。 【茨城県中性子BL成果報告会】 ・期日:平成22年2月18日(木) ・場所:東京都江東区有明3-21-1 東京ビッグサイト(nanotech2010メインシアター) ・内容:大強度陽子加速器(J-PARC)の紹介、県BLの概要及び利用事例等6講演 【茨城県中性子ビーム実験装置広報用DVD製作】 ・内容:J-PARKの概要、茨城県の2本のBL(iBIX・iMATERIA)の紹介 タイトル「茨城県中性子ビームライン 中性子で探る新たな世界」 ・製作枚数:1,000枚 【茨城県中性子産業応用事例集作成】 ・内容:県BLの利用成果を中心に中性子の産業利用の有用性を実際の事例により紹介 ・印刷部数:2,000部 ○中性子ビームラインの適切な運転維持管理 平成20年12月に稼働開始した2本の県中性子ビームラインの適切な運転維持管理を行うための業務委託等を実施 【茨城県中性子ビームライン運転維持管理等に関する事業委託】 ・内容:茨城県BLの運転維持管理 茨城県BLの利用者支援(技術相談、試料測定、データ解析等) 【中性子ビームライン電気料】 ・内容:茨城県BLの運転に必要な電気料 |
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総事業費(円) | 111,834,656 | 交付金充当額(円) | 111,834,656 |
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うち文部科学省分 | 111,834,656 | ||||||
うち経済産業省分 | 0 | ||||||
交付金事業の成果及び評価 | ○中性子産業利用促進のための広報啓発 成果報告会では、県BLの概要及び利用事例等を紹介する講演内容に約200名の企業関係者等の参加があり、講演後に講演者と名刺交換・利用相談などを行うなど、中性子の産業利用の有用性や茨城県が実施している中性子の産業利用に向けた取り組みなどを効果的に周知することができた。 県中性子ビーム実験装置広報用DVDは、上記成果報告会会場nanotech2010にて、相談企業等に配布したほか、中性子産業利用の全国組織である中性子産業利用推進協議会やJAEA、KEK等の関係研究機関等へ配布、また3月30日にMLFシンポジウムと同会場でパラレル開催した中性子利用促進研究会成果報告会にて配布するなど、県BLの効果的なPRツールとして役立っている。 茨城県中性子産業応用事例集は、これまで、前述した中性子産業利用推進協議会、中性子利用促進研究会及び県内中性子利用連絡協議会等を中心に配布。今後も、前述のDVDと併せ、企業セミナーや産業展等での配布を含め、県BL及び中性子の産業利用の有用性を紹介するツールとして活用していく。 ○中性子ビームラインの適切な運転維持管理 世界最先端の中性子回析装置である2本の県BLの運転維持管理業務及び利用者支援を適切に行うことができた。 |
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交付金事業の実施に伴い締結された売買、貸借、請負その他の契約 | |||||||
契約の目的 | 契約の方法 | 契約の相手方 | 契約金額(円) | ||||
中性子BL成果報告会報償費 | 1名 | 24,000 | |||||
同旅費 | 9名 | 140,197 | |||||
同消耗品(報告会 広告板) | 随意契約 | 株式会社アートフリーク | 126,000 | ||||
同印刷製本費 | 随意契約 | 有限会社広陽 | 49,000 | ||||
同使用料(会場使用料) | 随意契約 | ナノテク実行委員会事務局 | 525,000 | ||||
茨城県中性子ビーム実験装置広報用DVD製作委託 | 随意契約 | 有限会社オズクリエイティブルーム | 4,479,300 | ||||
茨城県中性子産業応用事例集作成委託 | 一般競争入札 | 有限会社ゼン・コミュニケーションズ | 1,821,750 | ||||
茨城県中性子BL運転維持管理等に関する事業委託 | 随意契約 | 国立大学法人茨城大学 | 101,620,668 | ||||
中性子ビームライン電気料 | 随意契約 | J-PARCセンター | 3,048,741 | ||||
成果及び評価に係る第三者機関の活用の有無 | |||||||
特に予定なし | |||||||
本事業に来年度以降も交付金を充当する場合の本事業に係る基本的な考え方 | |||||||
中性子を利用した研究は最先端の科学分野であり、当ビームラインを利用した研究開発を促進するには、装置の適切な運転・維持管理を行うことはもとより、実験が円滑に行われるよう利用者に対する支援を実施することが必要不可欠であることから、中性子ビームラインの適切な運転維持管理事業(県中性子BL運転維持管理等に関する事業委託及び中性子ビームライン電気料)については、来年度以降も引き続き本交付金により実施する予定である。(中性子産業利用促進のための広報啓発事業は22年度交付金充当せず。) | |||||||
交付金事業の成果の再評価を行う場合の予定年度 | 特に予定なし |
研究開発局原子力課立地地域対策室
-- 登録:平成23年03月 --