平成25年度「研究大学強化促進事業」支援対象機関における取組例

<京都大学の主な取組内容>

○新たなURA20名を配置し、配置済みのURAと合わせて計50名に増強し、学術研究支援室(本部URA組織)、部局URA組織、既存の研究支援組織等の連携による京都大学URAネットワークの一体的・横断的な研究支援を展開する。
○URAの活用により、「融合チーム研究プログラム【学際型】【国際型】」を実施する。(文理を問わず、チームによる異分野融合研究・国際共同研究を推進)
○「新・ジョン万プログラム」により、若手・中堅研究者、URA、事務職員等を積極的に海外へ派遣する。
○研究分野・職域・国籍・文化・所属等の様々な垣根を越えて議論する「場」を構築する「百家争鳴プログラム」を実施し、未踏領域・未科学開拓のための創造的研究・研究環境改革に向けた積極的提案と実現に向けた諸活動を支援する。
○人事労務制度改革の取組として、年俸制・ポイント制の導入、フレキシブルな給与・定年規程、卓越した研究者への待遇向上を実施する。

<広島大学の主な取組内容>

○学術系・専門系・事務系人材が総合力を発揮できるURA組織体制を整備し、研究戦略から資金獲得、プロジェクトの立ち上げ・実施、成果の活用・発信まで、一連の研究支援活動を行う。
○URAを活用し、研究拠点育成・選定システムを整備する。
・多様な研究グループ支援するとともに、公募によりインキュベーション研究拠点を選定し、重点支援(URA・技術職員の配置等)を行う。
・一定の評価以上のインキュベーション研究拠点と、大学が戦略的に組織する研究拠点の中から、更に卓越した研究拠点を選定し、重点支援(URA・技術職員の配置を含む)を行う。
○ライティングセンターの拡充、国際共同研究のための客員(特任)教授の招聘、研究者の国際共同研究支援等により、国際研究活動の活性化を図る。
○人事労務制度改革の取組として、個人評価の点数化・処遇への反映と年俸制の適用拡大による人材確保及び育成を行う。

<早稲田大学の主な取組内容>

○社会課題接続型研究(社会の課題と結びついた分野への新たな挑戦)を進めるため、企業の研究者の参加を促す人事制度を整備し、国内外の研究者の受入対応やURA支援のための事務スタッフを増強する。
○URAは、研究戦略センターにおいて、4つのグループ(情報収集・分析グループ、大型プロジェクト創造グループ、研究拠点形成・発展グループ、アウトリーチグループ)を形成し、研究戦略推進支援業務、プレアワード業務、その他の連携業務を行う。
○若手チームのスーパーバイザーとなる海外著名研究者の招聘やポストアワード人材の増強などを通じて、チーム型、組織型研究の拡充・強化を図る。
○海外拠点運営スタッフを増強し、外国人教員がチーム型研究に参画しやすい仕組みや支援体制を整備するなど、国際共同研究への一層の推進と国際人材の活用を図る。
○人事労務制度改革の取組として、適切な競争を促す教員人事評価制度の導入と、能力に応じた処遇など給与体系の抜本的な再構築を目指す。

お問合せ先

研究振興局学術研究助成課

研究促進係
電話番号:03-5253-4111(内線4090)
ファクシミリ番号:03-6734-4093
メールアドレス:gakjokik@mext.go.jp

-- 登録:平成25年08月 --