第1回 日ASEANマルチステークホルダー戦略コンサルタンシーフォーラム 開催結果概要

文部科学省は、持続可能なエネルギー(主にバイオエネルギー)をテーマに、「第1回 日ASEANマルチステークホルダー戦略コンサルタンシーフォーラム」を、タイ高等教育科学研究イノベーション省(MHSRI)と共同で開催しました。

 
 
 

開催概要

1.開催日:令和元年10月12日(土曜日)

2.開催地:タイ・バンコク

3.主催:文部科学省、タイ高等教育科学研究イノベーション省(MHSRI)
共催:科学技術振興機構(JST)、JST,タイ国立科学技術開発庁(NSTDA)、タイ科学技術研究所(TISTR)
協力:ASEAN事務局

4. 出席者:
[タイ側] ソラニット・シルタム タイ高等教育科学研究イノベーション省次官 ほか
[日本側] 新田浩史 文部科学省科学技術・学術戦略官
山地憲治 地球環境産業技術研究機構副理事長(基調講演)
その他、日本及びASEAN各国の省庁、研究者、民間企業など135名程度が参加

5.議事次第(英語)(リンク)(PDF:732KB)PDF

結果概要

〇 “Smart Energy Transformation Asia(SETA)2019”の一部として開催。 SATREPSなどの日ASEANの共同研究成果について出口ステークホルダーによる実務検討につなげるための「フォーカス・グループ・ディスカッション(FGD)」、及び若手研究者の「ピッチ(日本、タイ、フィリピン、マレーシア、ラオスより発表)」を実施し、延べ135名の参加者があった。

〇 企画段階からASEAN事務局と密に連携するとともに、タイ高等教育科学研究イノベーション省と本フォーラムを共催することにより、日ASEAN間でのSTI for SDGsの推進について、日本が積極的に貢献している姿勢をASEAN側に示した。

〇 各FGDの研究者からは、1) FGDに参加した企業と今後の協力の話を開始し、研究成果の他国での横展開を目指すことになった、2) 国際機関からの依頼があり、他国での成果の適用の可能性を提案する予定、3)政府関係者、企業を交えて、検討中の政府補助金の効果的な適用について意見交換することができた、4)ASEANに所在する民間企業より研究への協力が得られることになった、等の本フォーラムによって得られた社会実装に向けたポジティブな動きについて報告を得ているところ。

お問合せ先

科学技術・学術政策局参事官(国際戦略担当)付

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(科学技術・学術政策局参事官(国際戦略担当)付)