科学技術・学術分野における国際活動の戦略的推進

OECD加盟50周年記念 これからの科学技術イノベーション政策の展開に向けた国際シンポジウムの開催結果について

 平成26年11月19日(水曜日)、政策研究大学院大学において、OECD加盟50周年記念 これからの科学技術イノベーション政策の展開に向けた国際シンポジウム「社会と科学の架け橋~イノベーションの実現に向けて~」を開催し、約170名が参加しました。本シンポジウムは、本年、日本のOECD加盟50周年という節目を迎えるあたり、OECDにおける科学技術イノベーションに関する取組や我が国の関与について広く紹介することを目的に開催したものです。(主催:OECD・文部科学省・政策研究大学院大学(GRIPS)・独立行政法人科学技術振興機構(JST)、協力:内閣府・経済産業省)

 

 冒頭、主催者を代表して、藤井基之 文部科学副大臣、Dirk Pilat OECD科学技術・イノベーション局(DSTI)次長による開会挨拶が行われました。引き続き、「イノベーションの実現に向けて」というテーマで、原山 優子 総合科学技術・イノベーション会議議員、Dirk Pilat OECD-DSTI次長、斎藤 尚樹 科学技術・学術政策研究所総務研究官からの講演、さらに、「社会と科学の架け橋について」というテーマで、Carthage Smith OECDグローバル・サイエンス・フォーラム(GSF)事務局長、有本建男 GRIPS教授 /JST研究開発戦略センター(CRDS)副センター長による講演が行われました。

 

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会場の様子

 

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藤井文部科学副大臣による開会挨拶

 

 続いて行われたパネルディスカッションにおいては、「これからの科学技術イノベーション政策の展開に向けて」というテーマのもと、OECD及び我が国の関係者同士が、科学技術とイノベーションを取り巻く環境が変化する中で、対応すべき課題と将来展望について活発な議論が行われました。

(モデレータ:原山 優子 総合科学技術・イノベーション会議議員、パネリスト:Dirk Pilat OECD-DSTI次長、Carthage Smith OECD-GSF事務局長、永野博 OECD-GSF議長、白石 隆 GRIPS学長、小寺 秀俊京都大学教授)

 

※講演資料については下記ウェブページを参照ください。

http://gist.grips.ac.jp/events/2014/09/oecd50.html


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パネルディスカッションの様子

 

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パネルディスカッションで発言するDirk Pilat OECD-DSTI次長

 

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パネルディスカッションで発言するCarthage Smith OECDグローバル・サイエンス・フォーラム(GSF)事務局長
 

お問合せ先

科学技術・学術政策局参事官(国際戦略担当)付

(科学技術・学術政策局参事官(国際戦略担当)付)

-- 登録:平成26年11月 --