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科学技術・学術分野における国際活動の戦略的推進

OECD-第29回グローバル・サイエンス・フォーラム(GSF)定期会合等の開催結果

 10月24日(木曜日)及び25日(金曜日)、東京にてOECDグローバル・サイエンス・フォーラム(GSF)の第29回定期会合が開催されました。
 GSFは、OECDの科学技術政策委員会(CSTP)の下に設置された作業部会の一つであり、基礎科学研究や地球規模課題に関する研究等について、加盟国間の科学技術協力を推進し、各国の取組の情報交換や科学政策策定に活用可能な国際的な枠組みの構築に向けた提言等を行うことを目的として設置されており、定期会合は年に2回行われています。
 今回の定期会合は、初のアジア地域での開催であり、文部科学省、科学技術振興機構、政策研究大学院大学等の政府・関係機関の協力の下、ワークショップ、レセプション及びサイトビジット等の様々なイベントを開催しました。その結果は以下のとおりです。

1. 第29回グローバル・サイエンス・フォーラム定期会合

 10月24日(木曜日)及び25日(金曜日)に文部科学省にて第29回GSF定期会合が開催され、日本からは、永野科学技術振興機構特任フェロー(GSF議長)、伊藤文部科学省科学技術・学術政策局次長、長野文部科学省科学技術・学術戦略官、佐藤科学技術振興機構フェロー、武内東京大学教授他が参加しました。
 会合では、「大規模研究インフラのインパクト」の最終報告、「気候変動適応及び生物多様性分野における先進国及び途上国間の国際共同研究」の進捗報告等の通常の定期会合の議題に加え、GSFにおいて最近開始されたプロジェクトである「科学的助言の質の確保と科学者の役割及び責任」について、10月22日(火曜日)及び23日(水曜日)に行われたワークショップ(2.参照)の結果報告がなされるなど、活発な議論が行われました。次回第30回会合は2014年4月10日(木曜日)及び11日(金曜日)にフランス(パリ)において開催される予定です。

第29回GSF定期会合の様子1

第29回GSF定期会合の様子2

 2.科学的助言の質の確保と科学者の役割及び責任に関するワークショップについて

 科学的助言や科学者の責任のあり方に関わる国際的な検討を進めるためのGSFの活動の一環として、国際ワークショップが政策研究大学院大学にて10月22日(火曜日)及び23日(水曜日)に開催され、日本からは、永野GSF議長、土屋文部科学省科学技術・学術政策局長、原山総合科学技術会議議員、大西日本学術会議会長、有本政策研究大学院大学教授他が参加しました。(主催:OECD・文部科学省・政策研究大学院大学・科学技術振興機構研究開発戦略センター、後援:内閣府・日本学術会議)
 本国際ワークショップは、GSFにおける検討の今後の方向性について議論するとともに、国際的な議論を通じて科学的助言のあり方に関する相互理解を深め、また我が国の国内においても世界のこうした動きについて認識を広めることを目的としたものです。22日にはJames Wilsdonサセックス大学教授、Marcia McNuttサイエンス誌チーフエディター等国内外からの関係者の方々にご講演いただき、約150名もの聴衆が集まるなど関心の高さが覗えました。23日には、ワーキンググループメンバーらによる集中的な議論が行われました。2014年2月にドイツにおいて次回ワークショップを開催することとし、引き続き検討が進められることとなりました。

科学的助言の質の確保と科学者の役割及び責任に関するワークショップの様子1

科学的助言の質の確保と科学者の役割及び責任に関するワークショップの様子2

3.日本科学未来館における講演、視察、レセプション

 10月24日(木曜日)に、日本科学未来館において、海洋研究開発機構アプリケーションラボ所長の山形俊男氏による講演(「Toward Predicting Climate Variations under the Global Change」)、ヒューマノイドロボット「ASIMO」やシンボル展示「Geo-Cosmos」の視察及び日本政府関係者・GSF参加者等によるレセプションが行われ、世界各国からの参加者に日本の科学技術に触れていただく良い機会となりました。

日本を代表するヒューマノイドロボット「ASIMO」とコミュニケーションを取る参加者

日本を代表するヒューマノイドロボット「ASIMO」とコミュニケーションを取る参加者

日本科学未来館シンボル展示「Geo―Cosmos」前にて

日本科学未来館シンボル展示「Geo―Cosmos」前にて

4.宇宙粒子物理学国際フォーラム及びサイトビジットについて

 10月28日(月曜日)及び29日(火曜日)にGSFの活動の一つである宇宙粒子物理学国際フォーラム(議長Turnerシカゴ大学教授)が富山で開催され、日本からは鈴木東京大学教授(神岡宇宙素粒子研究施設長)、戎崎理化学研究所主任研究員、永野GSF議長他が参加しました。
 29日(火曜日)午後には、世界のニュートリノ研究の最前線の施設であるスーパーカミオカンデで知られる神岡宇宙素粒子研究施設の視察が行われました。 

 スーパーカミオカンデ施設で揮ごうするターナー教授(右は鈴木研究施設長)

 スーパーカミオカンデ施設で揮ごうするターナー教授(右は鈴木研究施設長)

お問合せ先

科学技術・学術政策局科学技術・学術戦略官(国際担当)付

(科学技術・学術政策局科学技術・学術戦略官(国際担当)付)

-- 登録:平成25年11月 --