「文部科学省における研究及び開発に関する評価指針」(平成17年9月文部科学大臣決定)において、「創造へ挑戦する研究者を励まし、優れた研究開発を積極的に見出し、伸ばし、育てる評価の実施」が謳われ、また、「第3期科学技術基本計画」(平成18年3月閣議決定)においても、研究開発を効率的に推進するために評価が果たす役割の重要性と評価システムの改革の必要性が指摘されております。
特に、研究開発評価につきましては、近年、評価対象がより複雑な対象に拡大するとともに、評価パフォーマンスの要求水準も高度なものになりつつあります。また、研究現場に混乱や評価疲れ等の諸問題点が発生しているとの指摘もあります。
このため、文部科学省では、今年度設置した研究開発評価推進検討会とともに、職員の資質の向上を図るとともに、研究開発評価の質の向上や諸問題の解決に資することを目的に、独立行政法人等における実例を題材にしたワークショップを講義・演習形式で開催いたしました。さらに、このワークショップでは、研究開発評価に携わる人々のネットワークを構築することも目指しております。
また、本ワークショップには、行政機関、独立行政法人、大学共同利用機関法人等で評価に携わる方など47名の参加を得て、活発な討議が行われました。
平成18年11月27日(月曜日)13時30分~16時50分
コンファレンススクエアM+(プラス) サクセス
(東京都千代田区丸の内2-5-2 三菱ビル1階)
「研究開発評価とマネジメント(PDF:90KB)」
鈴木 潤 (芝浦工業大学大学院 工学マネジメント研究科 教授)
※ 各グループにファシリテーターを置く
科学技術・学術政策局計画官付評価推進室
-- 登録:平成21年以前 --