1.平成16年度公募について (7)平成16年度における科学技術振興調整費の実施について

 平成16年度科学技術振興調整費については、「平成16年度の科学技術振興調整費の配分の基本的考え方」(平成15年12月26日総合科学技術会議決定)に示されているとおり、平成13年度に開始したプログラムの中間評価の結果(「科学技術振興調整費の平成13年度に開始したプログラムの中間評価について」(平成15年7月23日総合科学技術会議決定))を踏まえ、13年度より開始しているプログラムのうち、「若手任期付研究員支援」、「科学技術政策提言」、「先導的研究等の推進」のプログラムについては、新規公募を行わないこととします。
 また、実施に当たっては、「科学技術振興調整費の平成13年度に開始したプログラムの中間評価及び効果的・効率的活用方策について」(平成15年7月23日総合科学技術会議報告)における指摘を踏まえ、一層の早期執行に努める観点から、公募時期を昨年度に比べ1ヶ月早めることとしております。
 また、一層の効果的・効率的活用を図る観点から、審査事務・執行事務の一部を独立行政法人科学技術振興機構(JST)に委託することとし、公募の受付、審査・評価の一部(審査・評価WGの運営等)、課題管理等を科学技術振興機構で行うこととします。
 特に、科学技術振興機構への委託に伴い、プログラムディレクター(PD)、プログラムオフィサー(PO)を中心とした、審査から課題管理、評価までの一貫したマネジメント体制の構築を図ることとし、審査においては、外部有識者から構成されるWGでの審査結果を踏まえ、PD・POが採択課題候補案を取りまとめ、これをもとに科学技術振興調整費審査部会における審議を経て採択課題を選定することとしております。また、課題管理についても、科学技術振興機構(PO等)が必要に応じ研究運営委員会に参画するとともに、現地調査等の実施などにより進捗状況を把握し、必要に応じ助言を行うなど、適切な課題管理に努めてまいります。

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科学技術・学術政策局調査調整課

(科学技術・学術政策局調査調整課)

-- 登録:平成21年以前 --