平成10年度研究評価小委員会報告書について 参考資料 6


6 平成10年度研究評価小委員会における審議経緯



    各課題ごとに設置した研究評価ワーキンググループでの調査検討

     本小委員会における調査検討に当たっては、まず、本小委員会の下に研究課題ごとに研究評価ワーキンググループ(以下、「WG」という。WG委員については、6.2を参照。)を設置し、専門的な見地からの調査検討を行った。研究評価WGでは、研究推進委員長等から、研究の成果、成果の活用方法等についてヒアリングを行った後、その結果に基づいて評価分析を行った。
     各課題ごとの研究評価WGでの検討経緯については以下のとおりである。

    (1)-1) 総合研究(平成9年度に研究を終了した課題)
    研 究 課 題 名 WG会合の開催月日
    第1回 第2回
    材料のエコマテリアル化のための評価・設計技術の確立に関する研究 10.10.26 10.12. 9
    傾斜構造形成によるエネルギー変換材料の開発に関する研究 11. 1.12  
    生体ナノ機構の解明のための基盤技術の開発に関する研究 10.12. 1  
    システムと人間との調和のための人間特性に関する基礎的・基盤的研究 10.10.12 10.11.26
    極限量子センシング技術の開発及びその利用のための基盤的技術開発 10.10.28 10.11.25
    世界海洋観測システム構築に資する革新的ブイシステムの基盤技術開発研究 10.11. 5 10.12.10


    (1)-2) 総合研究(平成10年度に第1期の研究を終了した課題)
    研 究 課 題 名 WG会合の開催月日
    第1回 第2回
    物質・材料の自己組織化機構の解析と制御に関する研究 10.11. 4 10.11.25
    がん細胞の標的治療のための先端的基盤技術の開発に関する研究 10.10.29 10.11. 5
    広域高速ネットワークを利用した生活工学アプリケーションの調査研究 10. 9.24 10.10.26
    極限環境下におけるマイクロトライボロジーに関する基盤的研究 10.10. 7 10.10.26
    全地球ダイナミクス:中心核にいたる地球システムの変動原理の解明に関する国際共同研究 10.11.16 10.12. 2
    南海トラフにおける海溝型巨大地震災害軽減のための地震発生機構のモデル化・システムの高度化に関する総合研究 10.11.27 10.12.16


    (2)-1) 国際共同研究総合推進制度【多国間型国際共同研究】(平成9年度に研究を終了した課題)
    研 究 課 題 名 WG会合の開催月日
    第1回 第2回
    地球科学技術研究のための基礎的データセット作成研究 10. 9.11 10.10.26


    (2)-2) 国際共同研究総合推進制度【多国間型国際共同研究】(平成10年度に準備研究を実施した課題)
    研 究 課 題 名 WG会合の開催月日
    第1回 第2回
    アジア・太平洋地域に適した地震・津波災害軽減技術の開発とその体系化に関する準備研究 10.11.27 10.12.15


    (3) 省際基礎研究(平成9年度に研究を終了した課題)
    研 究 課 題 名 WG会合の開催月日
    第1回 第2回
    結晶微細構造を利用した新規物質予知技術の開発 10. 7. 3  
    ワイドギャップ窒化物半導体エレクトロニクス材料の研究 10. 7. 3  
    並列計算技術を用いた太陽地球系プラズマ環境シミュレーションの研究 10. 7. 3  
    ヒトヘルペスウイルスによるリンパ球系の機能障害機序の解明 10. 7.14  
    植物細胞における自己・非自己認識機構の解明 10. 7.14  
    昆虫化学交信の高度制御技術の開発 10. 7.14 
    超高磁場NMRと分子シミュレーションによる生体超分子の動的構造-機能相関の研究 10. 7.14 
    新規なプロテアーゼによるタンパク質の大量蓄積系の制御機構とその遺伝子発現に関する研究 10. 7.14  


    平成10年度研究評価小委員会での調査検討

     平成10年度において、本小委員会は、4回にわたり調査検討を行い、WG主査等より評価結果の報告を受け、課題ごとに目標の達成の程度、研究成果の価値等について、また、中間評価課題については研究計画の修正の要否、研究継続の可否等についても評価分析を行った。
     また、第4回研究評価小委員会においては、平成10年度より第2期を実施している「海底ケーブルを用いた地震等多目的地球環境モニターネットワークの開発に関する研究」について、評価WG主査より研究の進捗状況について報告を受け、研究計画の取り扱いについて検討を行うとともに、平成11年度に中間評価を実施する流動促進研究制度の評価の進め方について検討を行った。
     本委員会での検討経緯については以下のとおりである。

    ○平成10年12月25日 第1回研究評価小委員会
    (1) 平成10年度研究評価小委員会における研究評価について
    (2) 総合研究平成10年度第1期終了課題(5課題)の評価について

    ○平成11年1月20日 第2回研究評価小委員会
    (1) 「国際共同研究総合推進制度(多国間型国際共同研究)」平成10年度準備研究
    (1課題)の中間評価、及び平成9年度終了課題(1課題)の事後評価について
    (2) 「総合研究」平成9年度終了課題(5課題)の事後評価、及び平成10年度第1期終了課題(1課題)の中間評価について

    ○平成11年1月25日 第3回研究評価小委員会
    (1) 「省際基礎研究」平成9年度終了課題(8課題)の事後評価について
    (2) 「総合研究」平成9年度終了課題(1課題)の事後評価について

    ○平成11年3月4日 第4回研究評価小委員会
    (1) 平成10年度研究評価小委員会報告書のとりまとめについて
    (2) 総合研究平成10年度第2期移行課題「海底ケーブルを用いた地震等多目的地球環境モニターネットワークの開発に関する研究」の取り扱いについて
    (3) 流動促進研究制度における評価の進め方について




 

-- 登録:平成21年以前 --