平成10年度研究評価小委員会報告書について 参考資料 4
研究評価小委員会における評価の進め方について
(平成9年11月21日科学技術会議政策委員会研究評価小委員会決定)
- 評価の対象
科学技術振興調整費により実施した研究(中核的研究拠点(COE)育成委員会、知的基盤整備小委員会及び生活・社会基盤研究小委員会の所掌に属するものを除く。)のうち、政策委員会が必要と認めたものについて、中間評価及び事後評価を実施することとされているが、具体的には以下の研究制度で実施した研究を対象とする。
(1) 総合研究(ただし、旧研究情報整備・省際ネットワーク推進から移行した研究課題は除く。;中 間評価及び事後評価)
(2) 生活・地域流動研究(事後評価)
(3) 流動促進研究制度(中間評価及び事後評価)
(4) 国際共同研究総合推進制度のうち多国間型国際共同研究(中間評価及び事後評価)
(5) 省際基礎研究(事後評価)
- 評価の目的
科学技術振興調整費による重要研究業務の総合推進調整を一層効果的に推進する観点から、
(1) 中間評価
研究推進状況の把握、研究の目的・目標等の見直し、研究の進め方の見直し(継続、変更、中止等の決定)など
(2) 事後評価
研究目標の達成度、成功・不成功の原因の把握・分析、研究計画の妥当性のレビュー、研究成果の波及効果の把握・普及、新たな課題への反映の検討などを目的として実施する。
- 評価の時期
中間評価については、研究が第期に移行する前年度、事後評価については、研究終了の次年度に実施する。
- 評価の方法及び手順
(1) 評価ワーキンググループの設置
評価の実施に当たっては、本委員会の下に、必要に応じ、研究課題ごとにワーキング・グループを設け、専門的調査検討を行うこととする。この場合、本委員会はワーキング・グループでの評価結果も踏まえ、総合的な検討を行い評価を実施する。
研究課題ごとのワーキング・グループ委員については、本委員会主査が指名する若干名をもって構成するものとする。指名に当たっては、評価の中立性が保たれるよう留意することとする。
(2) 評価項目
総合研究及び国際共同研究(多国間型)・・別紙1
省際基礎研究・・・・・・・・・・・・・・別紙2
地域・流動研究・・・・・・・・・・・・・別紙3
のとおりとする。
(3) 評価手順
別紙4のとおりとする。