「安全・安心な社会の構築に資する科学技術政策に関する懇談会」 (第19回)議事要旨


1. 日 時: 平成16年4月12日(月)15:00〜17:00

2. 場 所: 社会技術研究システム・第1会議室

3. 出席者:
(委 員) 中島尚正座長、井上孝太郎委員、小野芳朗委員、高取健彦委員、竹内勤委員、柘植綾夫委員、堀井秀之委員、村山裕三委員
(事務局) 井上科学技術・学術政策局次長、土橋調査調整課長、川端計画官、内丸計画官付企画官JST佐藤社会技術研究システム統括

4. 議 題
(1) 報告書(案)について
(2) その他

5. 議事概要
(1) 報告書(案)について
  報告書(案)について、事務局より説明し、議論を行った。今後も議論を進め、4月中を目途に報告書をまとめることとした。委員からの主な意見は以下のとおり。
【委員】
安全・安心を脅かす要因に関し、重点課題抽出の検討対象から外した、間接的に社会の安全・安心を脅かす危険や脅威については、簡単に例示を示しどのようなものかを説明すべきである。
日常的に生活の快適性にも貢献し、非常時においても役に立つ科学技術でないと、社会には受け入れられにくい。
安全・安心に係る問題の対処には、地方自治体が深く関わっており、多くのニーズを抱えている。様々な安全・安心に係る対策を行う際には、地方自治体の協力が必要なことを強調すべきではないか。
安全・安心に係る技術開発が確実に社会インフラの中に実現していくためには、Plan-Do-Check-Actionする責任体制が必要なことを示した方が良いのではないか。
安全・安心に係る技術開発に関しては、マーケットメカニズムだけではうまくいかないということを強調すべきではないか。
安全・安心な社会に向けた技術開発に関し国が投資を行った際には、その投資が本当に安全・安心な社会に結びついたかを評価する場が必要となるだろう。
(2) その他
次回開催は、4月19日(月)15時〜17時を予定。


(科学技術・学術政策局計画官付)

-- 登録:平成21年以前 --