文部科学省では、ガイドラインを踏まえた体制整備等の取組状況を把握するため、ガイドラインの対象となる研究機関等に対し、「「研究活動における不正行為への対応等に関するガイドライン」に基づく取組状況に係るチェックリスト」の提出を求めています。
研究機関の体制整備状況等については、毎年度、公正な研究活動の推進に関する有識者会議において助言を受け、ホームページで公表しています。
ガイドラインでは、研究活動における不正行為の事前防止について、研究機関が責任を持って不正行為の防止に関わることで不正行為が起こりにくい環境がつくられるよう対応の強化を図ることを基本的な方針とし、研究機関に対して、研究倫理教育の実施、研究データの保存・開示に関する規程の整備、組織としての責任体制の明確化等を求めています。
本調査は、研究機関を訪問し、研究機関における公正な研究活動の推進に関する体制整備や取組の状況を把握し、他の研究機関の参考となる特徴的な取組等を公表することにより、他の研究機関の取組を促進させることを目的としています。
各研究機関においては、これらの報告書を参考に他の研究機関の取組状況を把握し、自らの機関の状況に照らしてガイドラインを踏まえた体制整備や取組を一層推進されることを期待しています。
研究公正推進室
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