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Vol 3 「いきる――共に学び生きる」の概要

Vol 3.「いきる――共に学び生きる」では、家庭や職場、社会の中での学びを支える事例を取り上げ、ヒアリング団体16団体、事例紹介73団体、合計84団体の事例を紹介している。ここでは、主にヒアリング団体の内容から抜粋して紹介している。

項目   掲載団体の主な教育関連事業
Vol 3-1
家庭教育支援、男女共同参画活動
Vol 3-1家庭教育支援、男女共同参画活動 父親の育児参加促進、地域における子供の見守り、学童保育や放課後の居場所の提供、母親の産前・産後のケア、おもちゃを通じた世代間交流支援、子育て情報の発信等の子育て支援、女性の自立・社会参加支援、男女共同参画の支援、DV防止 等
Vol 3-2
消費者教育
Vol 3-2消費者教育 金銭教育、医療に関する教育、子供向けの消費者教育、食育 等
Vol 3-3
高齢者支援
Vol 3-3高齢者支援 高齢者向け各種講座、自立支援、居場所づくり、福祉との連携や地域での助け合い、世代間交流 等
Vol 3-4
障がい者支援
Vol 3-4障がい者支援 障がい者の自立支援のための教育や研究活動、教材開発、ITを使った支援、働く場の創出、支援者の育成 等

「いきる」分野の特徴

 「いきる」分野で取り上げた事例の特徴として、子育て中の親、高齢者、障がい者、患者など、もともとは対象を限定した活動であっても、その中にとどまらず、対象者を広げたり、あるいは支援者として地域の人々の参加を得るなど、活動が社会に開かれたものになっていることである(栃木県シニアセンター、浜松NPOネットワークセンター他)。社会に開かれた活動となることで、支援者や活動自体が広がるのはもちろん、社会全体での課題の共有が促進され、課題解決へと近づいている。助け合いや地域で支え合うという活動もある(マミーズ・ネット、ふらっとステーション・ドリーム他)。
 また、消費者教育や障がい者への対応を始め、その分野特有の知識や専門性が必要とされるが、NPO自身が専門性を持つとともに、専門家や関係機関との連携やネットワークをうまく利用している(ささえあい医療人権センターCOML、バイリンガル・バイカルチュラルろう教育センター他)。
 この分野の主な課題として、指導者や後継者の育成と広報活動の強化が挙げられた。専門性を持ちつつ団体運営もできるスタッフの育成や、育成した人材が活動を継続できるようNPOでの雇用環境の整備が重要であることが示された。
 また、支援者を広げるために人材育成や、情報発信力を強化する必要性が述べられた。広報活動を展開するに当たっては、行政や学校、企業、専門機関などとの情報交換の機会を持つなど、情報のネットワーク構築の必要性が示された。

3-1 家庭教育支援、男女共同参画活動

 ここで取り上げたのは、父親の育児参加促進(Fathering Japan)、地域における子供の見守り(おやじ日本)、学童保育の場や放課後の居場所の提供(のびーの宮崎)、母親の産前・産後のヘルスケア(マドレボニータ)、おもちゃを通じた世代間交流支援(日本グッド・トイ委員会)、子育て情報の発信(マミーズ・ネット)、女性の自立・社会参加支援(働きたいおんなたちのネットワーク)、男女共同参画の啓発(たかまつ男女共同参画ネット)、DV防止などの活動である。
 子育て中の母親・父親や女性が、自らや周囲の状況を変えようと自主グループやNPOを立ち上げ、共に助け合い、学ぶ活動が多いが、当事者のみの活動にとどまらず、より広い情報交換等のためにネットワークをつくる、積極的に家庭教育・子育てに関する情報発信をする、よりよい環境整備のために行政への提言を行うなどの活動が見受けられる。

3-2 消費者教育

 取り上げた事例は、金銭教育(消費者教育NPO法人お金の学校くまもと)、医療教育(ささえあい医療人権センターCOML)、子供向けの消費者教育(C・キッズ・ネットワーク)等である。専門家や関係機関との連携をとりながら、消費者の立場に立った情報提供や啓発活動が多い。また、インターネットや振り込め詐欺など、常に消費生活における最新の状況に合わせた内容を盛り込んでいることも特徴である。

3-3 高齢者支援

 事例では、高齢者のためのパソコンや料理などの様々な講座(栃木県シニアセンター)、自立支援、居場所づくり、福祉との連携や地域での助け合い(ふらっとステーション・ドリーム)、世代間交流(ライフステーション・あいち)などの活動を紹介している。単なる学習の場の提供でなく、自立や生きがいづくり、高齢者を地域で支えるとともに高齢者の経験や知識を地域で生かそうという取り組みが多い。

3-4 障がい者支援

 事例では、障がい者に対する自立支援のための教育や研究活動、教材開発(バイリンガル・バイカルチュラルろう教育センター)、ITを使った障がい者支援、働く場の創出、支援者の育成(浜松NPOネットワークセンター)などを取り上げた。
 地域での障がい者に対する理解を深める活動を行い、理解者や支援者を増やしながら、福祉と教育やまちづくり等を結ぶ活動が多いことが特徴といえる。

お問合せ先

生涯学習政策局生涯学習推進課民間教育事業振興室

(生涯学習政策局生涯学習推進課民間教育事業振興室)

-- 登録:平成24年03月 --