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政策目標7 科学技術・学術政策の総合的な推進

  科学技術と社会との調和に配慮し、国民、地域、国際等の視点に立ち、科学技術・学術政策を総合的に推進する。

主管課(課長名)

  • 科学技術・学術政策局政策課(戸渡 速志)

関係課(課長名)

  • 科学技術・学術政策局基盤政策課(川端 和明)
  • 科学技術・学術政策局科学技術・学術戦略官(地域科学技術担当)(柳 孝)
  • 科学技術・学術政策局国際交流官(加藤 敬)
  • 研究振興局ライフサイエンス課生命倫理・安全対策室(永井 雅規)
  • 研究振興局基礎基盤研究課ナノテクノロジー・材料開発推進室(高橋 雅之)

評価の判断基準

  各達成目標の平均から判断(S=4、A=3、B=2、C=1として計算)

  • S=3.4~4.0
  • A=2.6~3.3
  • B=1.8~2.5
  • C=1.0~1.7

平成19年度の状況

7‐1 科学技術関係人材の育成及び科学技術に関する国民意識の醸成 【A】

  理数に興味・関心の高い生徒・学生の能力を伸ばすための取組、理科好きな子どもの裾野を拡大する取組及び若手・女性研究者などの活躍を促進するための取組が着実に実施されるとともに、科学技術に関する高度な専門的応用能力を持って計画、設計等の業務を行う技術士の登録者数が着実に増加しており、科学技術関係人材の質と量が順調に確保されている。専門高校においては、地域社会等と連携した取組が着実に実施されており、産業社会のニーズに対応した人材育成が図られている。また、日本科学未来館及び国立科学博物館の入館者数の増加に見られるように、科学技術を国民に分かりやすく伝え、国民の科学技術に対する興味・関心と基礎的な知識・能力を高める取組は着実に実施されており、科学技術関係人材の育成及び科学技術に関する国民意識の醸成については、想定通り達成できていると判断される。

7‐2 科学技術が及ぼす倫理的・法的・社会的課題への責任ある取組の推進 【A】

  ヒトES細胞の樹立及び使用に関する指針(ES指針)及び特定胚の取扱いに関する指針(特定胚指針)の違反事例がなかったことに加え、ライフサイエンス研究の進展や社会的動向等を踏まえたES指針の改正に向けた手続きや、総合科学技術会議意見を踏まえた特定胚指針の見直しに向けた検討等も着実に進められたことから、生命倫理に係る諸課題への対応については、ほぼ適切に実施されたものと判断される。
  また、ナノテクノロジーの社会的影響についても、科学技術振興調整費により進められてきたナノテクノロジー影響の多領域専門家パネル会議で抽出された課題を踏まえ、物質・材料研究機構が新たに「ナノマテリアルの社会受容のための基盤技術の開発」を開始するなど、諸課題への対応は順調に進んでいるものと判断される。

7‐3 地域における科学技術の振興 【S】

  世界レベルのクラスター形成に対する支援や小規模でも地域の特色を活かした強みを持つクラスター形成に対する支援については、平成19年度に事後評価等を実施した合計20拠点のうち15拠点が優れているとの評価を受けた。これにより、世界レベルのクラスター及び地域の特色を活かした強みを持つクラスターが各地に形成されつつあり、地域における科学技術の振興に向けた取組は、想定以上に達成できていると判断される。

7‐4 科学技術システム改革の先導 【A】

  科学技術振興調整費によって、先例となることが期待される優れた取組等を支援(合計103件)している。また、研究費の重複・集中の排除等を目的とした「府省共通研究開発管理システム(e-Rad)」の運用を当初スケジュールより前倒し(平成20年1月)で開始するとともに、「研究機関における公的研究費の管理・監査のガイドライン(実施基準)」に基づいた研究機関の管理・監査体制の整備が着実に進捗している。さらに、科学技術行政における現状課題や将来ニーズ等の把握及び研究開発評価システムの改革の推進に努めている。加えて、「世界トップレベル研究拠点(WPI)プログラム」を19年度より開始(5拠点を採択)し、優れた研究環境と高い研究水準を誇る「目に見える拠点」の形成が進みつつあり、科学技術システム改革の先導に向けた取組は、想定通り達成できていると判断される。

7‐5 科学技術の国際活動の戦略的推進 【A】

  「大学国際戦略本部強化事業」等の実施(20大学を採択)により、研究環境の国際化や外国人研究者等の受入れのための制度や環境整備の推進が図られるとともに、大学間交流協定に関しても大きく増加しており、機関間のレベルでの関係構築についても順調に進捗している。また、政府間会合や研究交流の実施、各種の国際交流事業を通じて、国際共同研究や国際会議等の多層的な科学技術交流が推進されており、科学技術の国際活動の戦略的推進に向けた取組は、想定通り達成できていると判断される。

  以上より、政策目標7の科学技術・学術政策の総合的な推進については、科学技術関係人材の育成及び科学技術に関する国民意識の醸成、科学技術が及ぼす倫理的・法的・社会的課題への責任ある取組の推進、地域における科学技術の振興、科学技術システム改革の先導、科学技術の国際活動の戦略的推進のそれぞれの達成状況等を総合的に判断すると、科学技術と社会との調和に配慮し、国民、地域、国際等の視点に立って科学技術・学術政策を総合的に推進するという目標が想定どおり達成されたと評価できる。
  なお、政策目標の評価は、(3+3+4+3+3)÷5=3.2であった。

評価結果

  A

20年度以降の政策への反映方針

  第3期科学技術基本計画等を踏まえ、科学技術と社会との調和に配慮し、国民、地域、国際等の視点に立った科学技術・学術政策の総合的な推進を図るため、理数教育の充実や若手研究者・女性研究者が活躍できる環境の整備及び国民の科学技術に関する理解と意識の醸成、ライフサイエンスの発展に伴い生じる生命倫理に関する諸課題やナノテクノロジーの社会的影響への対応、研究費配分における研究費の過度の集中等の排除や不正使用等への厳格な対処、他国よりも我が国が強い科学技術分野を一層強化するため、革新的技術推進費の創設などによる革新的技術の戦略的な推進、クラスター形成事業による地域イノベーション・システムの強化、国際共同研究の推進を始めとした科学技術外交の強化等に取り組む。

お問合せ先

大臣官房政策課評価室

-- 登録:平成21年以前 --