「学校の安全管理の取組状況に関する調査」及び「学校における自動体外式除細動器(AED)の設置状況調査」について

平成21年3月26日


 文部科学省では、このたび、「学校の安全管理の取組状況に関する調査」及び「自動体外式除細動器(AED)の設置状況調査」を行い、取りまとめましたので、お知らせします。主な調査結果は、下記「2」のとおりです。

1.趣旨

 学校内外において、児童生徒等が犯罪に巻き込まれる事件が発生しており、学校安全の取組の充実が重要な課題となっています。そのため、学校安全にかかる管理の取組状況等について、調査し、今後の学校における安全管理の取組の一層の推進を図るものです。

2.主な調査の内容

(1)学校の安全管理の取組状況に関する調査

○ 調査対象
   国公私立の小学校、中学校、高等学校、中等教育学校、特別支援学校及び 幼稚園の平成20年3月末時点の対応状況。

○ 調査結果の概要
    ・  本調査は、平成15年度から実施

【主な調査項目の結果】     (  )内は前年度

防犯マニュアルの活用の状況 97.8% (97.7%)
教職員の安全対応能力の向上を図るための取組(研修等)の状況 83.3% (84.7%) 
子どもの安全対応能力の向上を図るための取組(防犯教室等)の状況 79.6% (80.6%)
安全点検の実施の状況 91.9% (91.1%)
通学路の安全点検の実施の状況
※調査対象校:小学校、特別支援学校の小学部
98.4% (98.6%) 
地域のボランティアによる学校内外の巡回・警備の状況
うち、小学校 
67.4% (66.5%)
92.6% (91.0%)
地域の警察と連携をとる体制の整備の状況 89.7% (89.6%)
学校への不審者が侵入するなどの緊急時に備えた対応の状況 96.7% (96.4%)
学校安全計画(学校保健安全計画の中に安全について定めている場合も含む)を策定した学校数 82.9% (新規)

(2)学校における自動体外式除細動器(AED)の設置状況調査 

○ 調査対象   
 国公私立の小学校、中学校、高等学 校、中等教育学校、特別支援学校及び幼稚園の平成19年度の設置状況
 及び平成20年度中の設置予定の状況。

○ 調査結果の概要   
 ・ 本調査は、平成19年度から実施。    
 (公立学校の設置状況については、平成18年度から実施。)

【主な調査結果】  (  )内は前年度 平成20年度末までに AEDを設置する予定の学校の割合
  ※  既に設置済みの学校を含む

全国の学校 67.4% (40.0%)
小学校 72.0% (35.4%)
中学校 89.8% (58.2%)
高等学校 98.0% (91.1%)
       

お問合せ先

スポーツ・青少年局学校健康教育課

課長補佐 小林   学校安全係長 山内
電話番号:03-6734-2917(直通)、03-5253-4111(代表)(内線2966)

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(スポーツ・青少年局学校健康教育課学校安全係)

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