車座ふるさとトーク (福岡県北九州市)(平成30年5月13日):文部科学省
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車座ふるさとトーク (福岡県北九州市)(平成30年5月13日)

文部科学省は、平成30年5月13日(日曜日)に福岡県北九州市(コワーキングスペースfabbit)で「車座ふるさとトーク」を開催しました。
「車座ふるさとトーク」は、安倍内閣として、大臣・副大臣・大臣政務官が地域に赴き、現場の方々と少人数で車座の対話を行い、生の声を聴いて政策に生かそうという取組です。

1 開催概要

参加者数

10名(コワーキングスペース事業者、漫画家、サブカルチャー協会の方など)

テーマ

漫画、アニメ等ポップカルチャーを活用した地域活性化について

開催の概要・背景

文化庁では、我が国の芸術文化を振興するため、音楽、映画、舞踊等の舞台芸術創造活動への支援、若手をはじめとする芸術家の育成、子供の文化芸術体験の充実、地域の芸術文化活動への支援、文化庁メディア芸術祭の開催をはじめとした映画やアニメーション、マンガ等のメディア芸術の振興等に取り組んでいます。特に、「文化芸術創造活用拠点形成事業」では、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会とその後を見据え、地方公共団体が主体となって取り組む文化芸術事業の支援を行い、地方公共団体の文化事業の企画・実施能力の全国規模の向上や、地域の活性化に寄与することを目的としています。

今回の車座ふるさとトークでは、漫画、アニメ等ポップカルチャーを活用した地域活性化について地域の方々の率直な意見を伺いました。

2 車座ふるさとトークにおける主な意見

漫画家

○海外発信という点で、海外のイベント参加時に、言葉の問題や、国ごとに異なる習慣・法律の問題などがある。それを、一人で全て対応するのは大変。
○紙から電子書籍にシフトして、編集者がいない、育たないことを不安に思う。編集者がいなくても書ける作家さんもいるが、私は、もっといろんなジャンルを書きたいけどどんなふうに書けばいいのかが分からない時などに編集者さんの意見を密に聞いている。また、漫画だけ描いていたい、その他の版権の交渉や原稿料の値上げ交渉などの仕事をやりたくない場合もある。

イベント企画担当

○イベントの参加者に、海外の方も増え、日本語を喋れない方もいらっしゃるので、松本零士さんの銀河鉄道の像など、写真が撮れるスポットの類がもっと増えると、分かりやすくて言葉の壁もいらず、逆に日本の方も来て、見て、分かりやすい、撮影して楽しい所になるので、そういった場所を今後増やしていければ良い。

コワーキングスペース代表

○ビジネスモデルについて、特にキュレーション体制が整っていないことなどは、ちゃんと設計を行った方が良いかもしれない。我々の課題をビジネスとして捉えて前に進めていけると良いのではないか。
○東京都心では、フリーランスの方や、創業を目指す方が非常に多く、地方から東京に来てチャレンジしようという人がたくさんいる。地方とは、パッションが違う。何よりも本人がエネルギッシュで、そのエネルギーに賛同する人が付いてくるから企業活動が当然できる。そういった温度差みたいなものを払拭するために、環境を構築してあげることが大事だと思う。

さぶかるちゃー協会

○協会の名前は、今のアニメ、ゲーム、漫画等を一般的に表記するのに分かりやすいように「サブカルチャー」をひらがな表記としたものだが、北九州市で掲げる「ポップカルチャー」は、今はまだ何をやっているか分からない。
「ポップカルチャー」や、「サブカルチャー」は、新しい産業で今日本を代表する世界に打ち出すものと思うので、今後また定着して名前が変わっていくことを期待している。

大学准教授

○今まで、漫画とアニメに興味がなかったが、今年はその考え方を改めることが二つあった。一つ目は、私の子どもは本を読むことが大嫌いだが、漫画が大好きで、何時間も読むこと。二つ目はTED × Fukuokaのイベントで文化と世界観の繋がりを発表した際に、文化の下にある世界観が分からないと文化も理解することができないと思ったこと。
今は、アニメとか漫画を使って日本の文化を教えたいと考えている。

漫画ミュージアム研究員

○アメリカの書店では、漫画を軽い感じの「コミック」と、深い意味を読み取る「グラフィックノーベル」に分けて設置している。それも良いが、一方で日本の曖昧な漠然たる漫画の概念も、混然一体だからこそ、これだけ発展してきた。
サブカルチャーの良さは、文化を共有する人たち間の非常に強い仲間意識。他では居場所がなくても漫画を通じて知り合い、分かり合い、友達になれるという優しさやと深さ。居場所ができるというところも上手く活かしながら繋がっていきたい。

漫画プロダクションCEO

○ポップカルチャー(漫画、アニメ、ゲーム)は、東京にほぼ集中、人気コンテンツが数パーセント、残りの人達は食べていけない。そういう中で、どう地方でやっていくのかが課題。
地域に漫画家がいて、北九州にある大手企業の安全漫画を描いたり、コマーシャル漫画を描いたり、といった企画をプラニングする人がいないだけ。一度結びつけば、そこでビジネスが成立する。今がチャンス到来だと思っている。

食品会社社長

○関連商品の製品化には、ストーリー性が重要。単にパッケージを作る、有名な漫画家さんを使うだけではなく、中身も伴った製品を意識している。
商品の発信という目的の中で、漫画を通じたいろいろな商品を集めて発信できる場所の提供だけではなく、在庫の問題などを解決する仕組みや、企画や商品開発にかかる金銭的な負担に対する助成金などの協力があれば良い。


当日の様子はこちら(※「YouTube」文部科学省動画チャンネルへリンク)

車座ふるさとトークについて(内閣府HP)

車座ふるさとトーク (福岡県北九州市)(平成30年5月13日)


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お問合せ先

大臣官房総務課広報室

-- 登録:平成30年06月 --