ここからサイトの主なメニューです

管理下にない放射性同位元素の発見について(関西医科大学附属滝井病院)

  • 放射線障害防止法
  • 2012年06月14日 第1報
 平成24年5月11日(金曜日)に関西医科大学附属滝井病院から文部科学省に対し、同病院南館地下2階倉庫(管理区域外)から管理下にない放射性同位元素が発見されたとの連絡がありました。昨日夕刻、当該放射性同位元素(ラジウム226・343.8メガベクレル)が同病院から専門業者に引き渡されました。なお、本件による放射線障害のおそれはありません。

1.発見場所

事業所

関西医科大学附属滝井病院

住所

大阪府守口市文園町10番15号

2.発見対象物

核種

ラジウム226

数量

343.8メガベクレル

状態

 ラジウム226が含まれる直径約20ミリメートル、高さ約16ミリメートルの円柱状の物が、ビニール袋に入れられた直径9センチメートル、高さ19センチメートルの円筒状の鉛容器に入れられ、さらに放射能標識の付いた一辺約30センチメートルの金属製の箱に入れられた状態

3.経緯

 (1) 平成24年5月11日(金曜日)17時30分頃、関西医科大学附属滝井病院から文部科学省に対して、以下のとおり連絡があった。

  • 平成24年5月9日(水曜日)、人がほとんど立ち入らない同病院南館地下2階倉庫の点検をしていたところ、放射能標識の付いた金属製の箱が発見された。当該金属製の箱の表面での放射線量は、約100マイクロシーベルト毎時であった。また当該倉庫の出入口付近の放射線量は0.1マイクロシーベルト毎時であった。
  • このため、当該金属製の箱の表面に鉛遮蔽を講じて線量を低減し、管理区域内の同病院本館地下1階の保管廃棄室に移動した。

(2) 同連絡を受け、同日、当省は、同病院に対し、当該保管廃棄室への立入制限及び当該倉庫内の汚染検査を行うなどの安全確保措置を講じるとともに、当該発見物の核種・数量の分析を行うよう指示した。

(3) また、5月15日(火曜日)、当省は現地に職員を派遣し、安全確保状況を含め、現場の状況の確認を行った。

(4) 5月29日(火曜日)、同病院から当省に対して、  専門業者による測定の結果、ラジウム226・343.8メガベクレルであることが判明した旨の連絡があった。

(5)発見された放射性同位元素については、昨日夕刻、専門業者へ引き渡された。  

4.放射線による影響等

 発見場所の地下2階の倉庫は、人がほとんど立ち入らない場所であり、当該倉庫の出入口付近の放射線量は0.1マイクロシーベルト毎時と低く、汚染も確認されなかったことから、これによる放射線障害のおそれはない。

5.当省の対応

 当省は、学校法人関西医科大学に対し、平成21年に実施した一斉点検時に当該放射性同位元素を発見できなかった原因の究明と敷地内全域の再調査を徹底するよう指示した。また、関係組織全体で再発防止策を構築し、報告するよう求めた。

お問合せ先

科学技術・学術政策局原子力安全課放射線規制室

南山、上田、田村
電話番号:03-5253-4111 (内線4044)

 

(科学技術・学術政策局原子力安全課放射線規制室)